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100万分の1(ppm)は、100万当量の溶液あたりの化学物質の「一部」の数を示す濃度の単位です。水中の希釈溶液のリットル(L)の重量はほぼ1キログラム(kg)であり、1キログラムに100万ミリグラム(mg)あるため、ppmはmg / Lに等しくなります。 10億分の1(ppb)も同様ですが、ppbは1億分の1溶液中の化学物質であり、1リットルあたりマイクログラム(ug)に相当します。溶液中の化学物質の質量がわかっている場合、濃度をppmまたはppbで計算できます。
溶液中の化学物質の質量に、グラム(g)単位の質量を1000で掛けます。この計算では、ppmの計算に備えて、質量単位をgからmgに変更します。たとえば、0.008 gの鉛を含む溶液がある場合、1000を掛けて8 mgの鉛を取得します。
前の計算の結果を、溶液の総体積でリットル単位で割ります。この値を、ppm単位の溶液の濃度として報告します。この例の場合、溶液の量が2.0 Lの場合、8 mgを2.0で割ると4 mg / Lまたは4 ppmになります。
ppm濃度で得られた結果に1000を掛けます。これにより、単位がppmからppbに変更されます。この例では、4 ppmに1000を掛けて、濃度を4000 ppbとして報告します。