酸の共役塩基を決定する方法

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著者: Peter Berry
作成日: 12 Aug. 2021
更新日: 13 11月 2024
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【大学・薬学部の有機化学】酸性度と塩基性度の見分け方(共鳴構造式・電子密度・共役塩基)【ジェイズ/J’z Channel】
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酸と塩基のブレンステッド・ローリー理論によれば、酸分子は水分子に単一のプロトンを供与し、H3O +イオンと「共役塩基」として知られる負に帯電したイオンを生成します。硫酸(H2SO4)、炭酸(H2CO3)、リン酸(H3PO4)などの酸には複数のプロトン(つまり、水素原子)が寄付されますが、寄付された各プロトンは個別の酸共役塩基対としてカウントされます。たとえば、リン酸には、リン酸二水素(H2PO4-)という1つの共役塩基しかありません。一方、リン酸水素(HPO4 2-)はリン酸二水素の共役塩基であり、リン酸(PO4 3-)はリン酸水素の共役塩基です。

    酸中の水素原子の総数を数えます。

    酸性分子の総電荷数を数えます(イオン分子の電荷は、整数とそれに続く正または負の符号で表されます)。したがって、リン酸水素(HPO4 2-)の分子は「-2」の電荷を持ち、リン酸(H3PO4)の分子は「0」の電荷を持ちます。

    水素原子の総数から「1」を引きます。たとえば、硫酸に2つの水素がある場合、その共役塩基には1つの水素原子しかありません。

    分子の総電荷に「-1」を追加します。したがって、酸性硫酸水素塩の電荷が「-1」の場合、その共役塩基の電荷は「-2」になります。