空気圧シリンダーは、ピストンを含む密閉された金属チューブです。チューブに加圧空気を供給すると、ピストンが強制的に出入りします。ピストンに接続されたロッドは、シリンダーから外部のオブジェクトまたはメカニズムに力を供給します。ピストンが及ぼす力には、空気供給の圧力とピストンの面積の2つの主な要因が影響します。力が大きければ大きいほど、また面積が大きければ大きいほど、ピストンができる力は大きくなります。オンライン計算機を使用して力を見つけることができますが、いくつかの簡単な手順で自分で計算することもできます。
電卓にピストンの直径をインチ単位で入力します。この数値を2で除算して、ピストンの半径を取得します。たとえば、直径2インチの空気圧シリンダーを想像してください。 2を2で割ると、半径が1インチになります。
電卓の「x2」キーを押すか、数字を単独で乗算します。この例では、半径は1インチです。 1を2乗すると、1の結果が得られます。
前のステップの結果に数字pi、つまり3.1416を掛けます。結果は、平方インチ単位のピストンの面積です。例を続けると、3.1416の1倍は3.1416平方インチに等しくなります。
給気の圧力から14.7 psi、または大気圧を引きます。給気の圧力が100 psiの場合、100 psi-14.7 psiは85.3 psiです。
最後のステップの結果にピストン面積を掛けて、空気圧シリンダーの力を求めます。たとえば、3.1416平方インチの面積に85.3 psiを掛けると、268ポンドの力が発生します。